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「電子マネー元年」2007年を振り返る

2007年は、電子マネーやICカード乗車券などの様々なFeliCa決済が全国的に広まった年でした。

2007年のヒット番付では、西の横綱に「電子マネー」(日経MJ)、「PASMO」(SMBCコンサルティング)が選ばれるなど、今年はいままでにないほど、電子マネーに関する話題が注目を集めました。

参考:SMBCコンサルティングの2007年ヒット商品番付では、「PASMO」が西の横綱
西の横綱に「電子マネー」 2007年日経MJヒット商品番付

「電子マネー元年」2007年をふりかえります。

いろいろな意味でPASMO導入がインパクトがありました

3月18日に、首都圏の私鉄・地下鉄・バスに1枚で乗れるICカード乗車券「PASMO(パスモ)」が導入され、同時に先行していたSuicaとの相互利用が始まりました。

サービス開始から1か月弱で300万枚が売れ、在庫が少なくなったため、4月12日からPASMO定期券を除き一時販売がストップしました。 9月10日に販売が再開するまで、5か月も販売中止の状態が続く異常事態でした。

ICOCAエリアで利用できるなどPASMOよりSuicaの方がサービス内容が良いので、個人的に、Suicaを持っている人はPASMOを買わないと思っていました。しかし、実際は、2枚持つ人や、電子マネー機能のついていないSuicaからPASMOに買い替える私鉄沿線の住民が予想以上に多かったそうです。

PASMO販売再開後も順調に販売枚数を伸ばしています。

ICカード乗車券の発表ラッシュ

ICカード乗車券の発表が相次ぎ、2、3年先には全国の中心都市でICカード乗車券が導入されることが明らかになりました。

  • 2008年1月 「PASPY(パスピー)」広島電鉄など 広島エリア
  • 2008年春 「nimoca(ニモカ)」西日本鉄道 福岡エリア
  • 2008年秋 「Kitaca(キタカ)」JR北海道 札幌エリア
  • 2009年春 「SUGOCA(スゴカ)」JR九州 福岡・北九州エリア     など

参考:Kitaca(キタカ) Suicaと乗車券・電子マネーの相互利用 2009年春から
JR九州のICカード乗車券は「SUGOCA(スゴカ)」に名称決定

流通系電子マネーの登場 nanaco WAON

中立のEdy、鉄道系のSuicaに割って入ったのが、流通系電子マネーのnanacoとWAONです。
セブン&アイグループのnanacoは4月23日から、イオングループのWAONは4月27日からサービスが開始されました。ともに、利用するとポイントがたまるのが特徴です。

nanacoは、月間利用件数が先行していたEdyやSuicaを抜いて首位に。nanacoの発行枚数や利用可能店舗数は、Edy、Suica/PASMOには及ばないものの、コンビニ最大手のセブンイレブンの全国店舗網をいかして、広く消費者に浸透したようです。

WAONは、nanacoに比べ発行枚数が少ないですが、利用可能エリアが徐々に拡大しています。10月29日に開業したイオン銀行のキャッシュカードにWAONが搭載されます。また、来春からはJALマイレージバンクのカードにWAON機能を搭載した「JAL WAON」も発行される予定です。

イオンとJALが電子マネーで提携 WAON(ワオン)利用でJALのマイルがたまる!

コンビニが電子マネーを導入 複数の規格を導入するところも

大手コンビニチェーンで電子マネーが使えるようになりました。

セブンイレブンのnanacoはもちろんのこと、業界第2位のローソンはEdy、iD、QUICPayを導入。セブンイレブンとローソンの戦略のちがいに注目が集まりました。

複数の規格を導入するコンビニも増えました。ローソンのほか、ファミリーマートでは、Edy、Suica/PASMO、iDが利用できます。

電子マネーのコンビニ対応一覧

リーダ/ライタの共用化も進みました。

以前はレジにそれぞれの規格のリーダ/ライタが置いてあり、ゴチャゴチャしていましたが、今は、1台で複数の規格に対応するリーダ/ライタを置く店が増えました。

おサイフケータイを使っている人は少ない?

対応端末が増え、おサイフケータイが一般に広まったと思いますが、実際に使っている人は少ないという印象です。

おサイフケータイの数は、電子マネー比較一覧表参照。

プリペイド型電子マネーの場合、Edy、Suica、nanaco、WAONがおサーフケータイに対応していますが、発行件数に占めるおサイフケータイ分は少ないです。初期設定や機種変更時の移行が難しいからでしょうか。

 

特に、モバイルSuicaは利用者数が伸びていません。とても便利なサービスですが、モバイルSuicaのメリットがうまく消費者に伝わっていないようです。12月に入って、モバイルSuicaのCMやキャンペーンが増えました。(R25の特集にもなりました。)

モバイルSuicaポスター

Edyは押され気味?

先行していたEdyは、いろいろな電子マネーが相次いで参入してきたため、やや影が薄くなりました。

いままでは、中立的で選択肢がなかったのでEdyが使われていました。しかし、Edyアプリがプリインストールされなくなるなど、やや影が薄くなりました。

拍車をかけているのが、いままでEdyが持っていたポイントやマイルの面での優位性の低下です。

いわゆるグレーゾーン金利の問題により、貸金業法が改正され、クレジットカードの経営を圧迫。クレジットカードからEdyにチャージするときにポイントが付かなくなるカードが増え、Edyで決済する魅力が減りました。

 

 

簡単でありますが、2007年の電子マネーに関する話題をまとめてみました。

電子マネーが生活に浸透したといってよいでしょう。

来年2008年は、どのようになるのでしょうか。

「電子マネー2.0」?

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